今の北杜の元気の源ともいえるこの北杜交流会は、北杜市に携わり日々活動している方々の視野を広げるために企画された異業種交流会です。
まちこぶの一員でこれまでに参加した者からも、この取り組みがまちづくりのきっかけになっていると話題になり、今回紹介させていただきます。
フェイスブックを使った呼び掛けで、平成24年8月より毎月開催され、既に20回目を迎えました。この3月は小淵沢町にある食堂「やまよし」を会場に、町内外から30人ほど集まり、地域に熱い思いのある方々により、今回も地域
活性のきっかけに繋がる交流が行われました。
既にこの場から具体的な取り組みが生まれたり、ここでのつながりがあったから活発になっているといえるイベントも、数多く存在しています。
交流会によってつながった新しい出会いから、北杜市を盛り上げる新しい何かがうまれることを望んで、浅川裕介さん(北杜市役所勤務)・輿水啓星さん(株式会社nanairo代表取締役)の発起で始まったこの会ですが、その特徴を輿水さんにうかがうと、「3時間3千円飲み放題食べ物付き(笑)」と、元気で楽しそうな印象を強調されましたが、毎月第1木曜日20時から23時に市内の飲食店で北杜市に携わっている老若男女が集まり、PRタイムが設けられている以外は、参加者が語り合うシンプルな交流の場になっていて、その分かり易さと元気さが、この会の魅力といえそうです。
毎回ダブルコインバスを峡北交通さんと参加者で企画され移動距離の長い市内の夜道を、お酒をいただいても安心して参加できる仕組みが確立しているのは、参加者の前向きな姿勢から成り立つもので、地域財政の悩みである路線バスなどの懸案解決も、こういったところから見出だせるのかも知れません。
今後もこの交流会から、地域づくりの何かがうまれそうで、自らが参加する以外でも、とても期待しています。