策定委員会と9月1日ワークショップ

平成24年7月4日「第1回小淵沢駅周辺地域活性化計画策定委員会」が北杜市役所でスタートしました。

策定委員会には、策定委員(地域を代表する者8人、職見を有する者4人)、東京芸術大学、北川原温建築都市研究所、市事務局が参加し、加えて数名の傍聴者がありました。

協議内容は、①北杜市審議会等の会議の公開に関する要綱の説明②小淵沢駅舎・駅前広場整備事業の概要及び経過説明③小淵沢駅周辺地域活性化計画について④その他と進み、中でも策定委員会の役割については、下図(東京芸術大学との作業体制・策定委員会資料)にあるように、駅前広場の検討を行う組織といえます。北杜市建設部まちづくり推進課ホームページに議事録が掲載されていますので、是非関心を持ってご覧ください。

来る9月1日(土)16時30分から18時30分まで生涯学習センターこぶちさわにおいて東京芸大・北杜市共催のワークショップが開催されます。

多くの市民や駅舎利用者等の積極的な意見や要望を連携機関にお伝えし、駅舎の意匠設計、観光案内所、駅広の計画に市民の意向を最大限反映していただき、利用者が総合的に納得し、愛着の持てる駅周辺環境を目指すことが活性化事業のスタートと考えます。

官民協働(市民と一体)の本質に沿った作業において、両者協力姿勢の構築が地域活性化要素の源と思えます。

併せて、駅前広場の模型・パネル展示が、小淵沢総合支所と生涯学習センターこぶちさわ(パネル展示のみ)で9月3日(月)から9月10日(月)まで行われます。ワークショップでの意見まとめも公開されます。

ワークショップの役割

地域にかかわる様々な立場の人々が自ら参加して、地域社会の課題を解決するための改善計画を立て、進めていく共同作業を、まちづくりにおけるワークショップということができます。

今回に当てはめると、策定委員会を除き、一般市民個人の意見や疑問をその内容が公開される中で、行政や設計者と意見を交換できる唯一の機会が、ワークショップと言えます。

即ち、住民や利用者の思う納得の行く駅にするためには、このワークショップにはどうあっても出席する必要があるといえます。

多くの方が、後悔無いように現状を理解しつつ、納得行くまで意見交換することが望まれます。