いいこと探訪3~日本風景街道~八ヶ岳南麓風景街道の会

本誌にて、ここ数回に渡り紹介しました、様々な取り組みをしている八ヶ岳南麓風景街道の会ですが、日本風景街道(シーニック・バイウェイ・ジャパン)という、国土交通省が取り組む運動の128団体の一つに登録されています。

日本風景街道は、郷土愛を育み、日本列島の魅力・美しさを発見、創出するとともに、多様な主体による協働のもと、景観、自然、歴史、文化等の地域資源を活かした国民的な原風景を創成する運動を促し、以って、地域活性化、観光振興に寄与し、これにより、国土文化の再興の一助となることを目的として、2005年12月の戦略会議より、2007年9月の登録スタートなどを経て、全国各地の取り組みをつなげています。

事業仕分けの対象になるなど苦しい時期もありましたが、官民連携・中間支援などこれからの地域づくりに重要な役割にあることを、それぞれ苦しい中再認識し、活発に活動する団体が多く、道の駅との連携も本年より取り組みが始まっています。

10月25・26日と開催された「風景街道サミットinあさま」など、八ヶ岳南麓風景街道の会からは、山梨県2名・北杜市1名・民間3名で参加し、学びと交流の機会を前向きに取り組んでいます。

地域づくりで風景や観光交流などが重要といえるこの北杜市のまちづくりで、日本風景街道のような取り組みは、地域一丸で育んで行かなければならない取り組みと言えます。