小淵沢駅舎・駅前広場整備事業ー平成25年度後半の動き

北杜市役所まちづくり推進課は12月定例市議会において、「市はJRと小淵沢駅舎改築の実施設計の交渉を重ねる中、その完了予定の平成25年度末を26年7月末予定に延期する旨」説明しました。基本設計に関しては、平成25年3月17日の市民説明会以後目立つ変更の無い状況ですが、実施設計の交渉の中で基本設計も含めた調整が行われています。

実施設計完了時には、この先数十年の小淵沢駅周辺の構図が明らかになるとも言え、関心が高まると思われます。今まで市民の声を市民説明会やワークショップの場で集めてきた市当局は、具体的な計画が定まりつつある中、早い時期での小淵沢駅周辺地区都市再生整備計画事業推進協議会を検討しているとのことです。

交流の源となる駅舎及び周辺整備になるため、スケジュールに沿った進捗以上に、長期的に地域のためになる整備内容の質も、市側の調整に期待したいところです。駅舎や周辺の「使い勝手の検討」を多くの地域住民と話し合うことは、住民の誇りと愛着を増進させることになり、地域活性化に欠かせないことと感じています。