八ヶ岳南麓風景街道の会主催-第3回赤白防護柵塗替えボランティア

八ヶ岳周辺の自然豊かな風景に癒されるために、多くの人が訪れ居を移して住まわれる方も多いなど、自然景観の魅力がとても高い地域です。

国道などでも柵や標識の支柱など、ベージュや焦げ茶など10YR系の自然景観に馴染む色合いへの変更が進んでいますが、八ヶ岳南麓風景街道の会(まちこぶは民間パートナーシップ団体)は、更なる景観向上活動の一つとして、防護柵の茶色化に取組でいます。

色彩学に基づき国の防護柵設置基準も景観形成に配慮を求めるように平成16年3月に改訂され、赤白柵の設置は減少したものの、元の強調された色合いからの塗替えは、視認性が劣る印象を拭えず理解を得難い一面があり、現在は一部反射板テープを貼ることで、視認性理解との両立を図っています。

こういった課題への対処は、官民ともに行う毎月の会議を中心に、それぞれが出来ることに取り組んでいます。この取り組みは地域ブランドの向上につながり、地域の活性化も見込めるものです。

今回の塗替え場所は、大泉町谷戸豊武・富谷の養蚕形式古民家が続く風情ある地域でした。塗替え後の町並み散策にお出かけください。

ご参加の方々には風景街道の一員として、厚く御礼申し上げます。イベント告知は、市の広報及びメール・SNSなどで行っています。次回は11月予定です。ご一緒にいかがですか。