ひとことネット講座 ネットでまちづくりーメーリングリスト

電子メールの歴史は諸説ありますが1960年代から使われ始め、メーリングリスト(以後ML)においては1990年前後からで、その電子メールを複数の人に同時に配信する仕組みのことをいいます。

複数の人により協働で取り組むための同時発信ツールには、郵送やFAXなどを使って行われることが一般的でしたが、電子メールの即時性とインターネット事情の変化などにより、郵送やFAXで担ってきた同時発信を現在はMLが、中心になりつつあります。

そんなMLも一部はSNSに取って代わられる面もありますが、インターネットを始めるには電子メールを持つことでもあり携帯電話でも扱えるので、MLは今後も根強い同時発信ツールとして、使われ続けると考えることが出来ます。

ウイルスメールや迷惑メール、成りすましや個人情報の漏洩など、セキュリティにおいて一定の心得を必要としますが、明確なやり取りでの協働を必要とする地域づくりを補助してくれる、ネットツールの中心的存在です。